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構造を持った書き方で第二の脳を発動

2025/11/08
構造を持った書き方で第二の脳を発動

先日、日本薬局学会に参加してきました。

その中で、東京大学の池谷裕二先生による特別講演「脳とAI、そして未来へ」があり、とても印象に残るお話があったんです。


先生がおっしゃっていたのは──

「診療の現場でも、AI相手のほうが安心して話せると感じる患者さんが増えている」ということ。


驚きませんか?

“AIのほうが安心できる”って。


では、「AIにはできなくて、人間にしかできないこと」って、なんでしょう。

多くの人が「感情に寄り添うこと」だと答えると思います。


でもその“感情への寄り添い”でさえ、AIの方が優れているというデータがあるそうなんです。


……となると、考えたくなりますよね。

「じゃあ、人間の強みって何?」と。


私が思うに──

人間の強みは、「体を持っていること」だと思うんです。


AIは記録も分析も得意。でも、体を持って動くことはできません。

だからこそ、AIに任せられることは任せて、私たちは“体を使うこと”に価値を見出せばいい。


たとえば薬局で吸入薬を説明するとき。

説明だけならAIでもできます。

でも実際に手渡しして、一緒に吸入の練習をする──

この「手を動かす」「体を使う」行為は、人間にしかできませんよね。


そしてもう一つ、体を使う行為があります。

それが「書くこと」です。


ジャーナリングをしたり、日記を書いたりして、

気持ちが整理された経験、ありませんか?


この「書く」という行為こそ、人間が持つ“第二の脳”なのだと思うんです。

書くことで、思考が外に出て、整理され、深まっていく。

まるで、脳に拡張メモリをつけたみたいに。


さらに、その書く内容が、ただのメモではなく「構造をもった記録」だったらどうでしょう?

それこそ、AIと同じように“使える”“分析できる”情報になります。


コーチングやコンサルティング、カウンセリング、医療現場、職場での面談──

どんな対人支援の場でも共通しているのは、

AIのように聴いて分析するだけでなく、体を通して「気づき」を生み出すこと。


「構造をもって書く」ことは、まさに“第二の脳”を発動させる行為なんです。


実はこのコラムも、私はまずノートに手書きで構想を書き出し、

そのあとでAIに整えてもらいました。


人間の“脳”と“第二の脳”で思考を書き出し、

AIの“脳”で文章を整える。


──この組み合わせこそ、AI時代を生きる私たちの新しい「共創」の形なのかもしれません。


あなたは、AIとどう共創していきたいですか?

そして、自分の“第二の脳”を、どんなふうに使っていきたいですか?

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