「教える」を手放したら、子どもは育った
2026/07/22
先日参加した「コーチングフロンティア2026」で、筑波大学蹴球部監督・小井土正亮さんのセッションを聞きました。三笘薫選手をはじめ多くのプロ選手を輩出してきた指導者です。
小井土監督が体現していたのは、「教える」を手放す指導。聞きながら、自分の子育てを思い出していました。
私は「家は巣のようなもの」だと思っていました。子どもを育て、巣立たせる場所。
だから子どもの成長の邪魔をしないようにと決めていたのに、現実にはつい口を出してしまう。
悩んでコーチングを学び、子どもの勉強に口を出すのをやめました。
得意な夫に丸投げして、最初はまだ口出ししていたけれど、最後には子どもがどこの学校を受験したのか、合格発表の日に知ったこともありました。
さすがに放置しすぎだったかもしれません(笑)。
親は保護者であって指導者ではない。
そう決めてからは、衣食住――特に食――には気を配り、子どもが「やりたい」と言った習い事はどんどんやらせました。
たとえ3か月で終わっても構わない。
子ども時代は、親の許可とお金がないと出会えない世界がたくさんあるから。
そこで出会う仲間や指導者が、子どもを育ててくれる。
指導は、その人たちにおまかせする。
コーチングと方眼ノートに出会い、私は「教えない教育」を知りました。
小井土監督の著書のタイトルも『「教える」を手放す』。
教育とは、クライアントや子どもが変化すること。
子どもが大人になるための橋渡しをして、私が伝えたことを子ども自身が次につなげられるようになる。
そこに必要なのは「答え」ではなく「問い」だと、コーチングから学びました。
「人は人中、田は田中」という言葉があります。